最近、幻のシューズ「HARIMAYA(ハリマヤ)」に関するコメントをたくさんいただいています。↓ [URL]
20年ほど前までに陸上競技をされていて、一度ここのシューズを履いたことのある方なら、きっと忘れられないメーカーだと思います。どのコメントにも、皆さんのハリマヤに対する愛着が、ひしひしと感じられます。
あの、足に吸い付くようなフィット感・・・。
ハリマヤって、一体どんなメーカーだったのでしょう。
ここに、ハリマヤの1989年度のカタログがあります。こんな内容の歴史が紹介されています。
題して「日本のマラソンの歴史は、そのままハリマヤの歴史です」
【それは足袋から始まった】
1903年、文京区大塚に生まれた「ハリマヤ足袋(たび)店」。当時、店の近くにあった東京高等師範学校の学生、金栗四三らは、とくにこの店の足袋を愛用していた。それから8年後のストックホルム五輪は日本マラソン界の幕開けとも言うべき年であった。
【金栗選手の初舞台】
ストックホルム五輪予選に、金栗選手は「ハリマヤ足袋」の足袋を履いて出場していた。折り返し地点を過ぎた時点で足袋の底は剥(は)がれ、はだしで走った。11月も半ばを過ぎた泥道は冷たく、悪条件に悪条件が重なる。しかし、ゴール直前で先頭を走っていた佐々木選手を抜いて見事優勝。当時の世界記録を27分も更新した記録だった。
と、マラソンシューズが「足袋」から始まったという、貴重な歴史が紹介されています。ここから、マラソンシューズへの改良の物語が始まるのです。
つづきは、次回のブログで!!!!
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