ふたごの兄弟は3か月間で15足のシューズをフィッティングして、高校最後のシーズンを迎えた。〜京都「跳躍ツインズ」物語(その2)
2016-07-31


(つづき)

双子の兄弟に出会った時、川見店主はふたつのことに驚いた。

ひとつめ。彼らがあまりにソックリだったこと。
しばらくは、ふたりの顔と名前がこんがらがっていた。

ふたつめ。彼らの跳躍力が優れていたこと。
それは凡人にはないものだとわかった。
兄の三段跳び自己ベストは14m95cm。
弟の走幅跳び自己ベスト記録は6m86cm。
ただ、その素晴らしい記録と、
今の彼らの姿が釣り合わないという印象を受けた。
ふたりの立ち姿や歩く姿に違和感を持った。

川見店主:「ふたりとも姿勢が良くないと思います。
      このままの姿勢でそんな記録で跳んでいたら、
      いずれ腰の大きな故障につながると思います」


お父さん:「ふたりの姿を見るだけで、
      そんなことまでわかるのですか!
      実は弟はもう腰を疲労骨折しています。
      跳ぶことはおろか走ることさえできません」


川見店主:「えっ!もうそんなに悪くしているのですか!
      陸上競技どころではないではないですか!」


お母さん:「お医者さんには、
     『このまま競技をつづけたら、
      身体がどうなっても知りませんよ』
      とまで言われています。
      兄も膝と足首を痛めて練習できません」

川見店主:「……まいりましたね。
      彼らが跳べるようになるには、
      シューズももちろんですけれど、
      立ち方、座り方、歩き方から
      すべてを変えていかねばなりません」


お父さん:「わかりました。
      できることはなんでもします。
      ふたりもその覚悟で来ましたから」


この日から双子の兄弟は、
週末になると毎週のようにお店にやってきた。
川見店主はいつも彼らの調子を確認し、話し合い、
必要なシューズを計画し、取り寄せ、
入荷するたびにフィッティングを行った。
その3か月にわたる記録をご紹介する今日のアムフィット!

★☆★☆★☆★☆★☆★☆

<兄の6足、疾風のフィッテング編>

まずは、兄の3月の3足!
装着するオーダーメイドインソールはすべて最上級インソールゼロ・アムフィットです!
川見店主が入魂のアムフィット装着作業へ!
禺画像]


兄の1足目!
トレーニングシューズの最高傑作ビッカーにゼロ・アムフィット装着どん!
禺画像]


兄の2足目!
もうどこにも売ってないであろう、トレーニングシューズの幻の逸品、WINDSPRINTにゼロ・アムフィット装着どん!
禺画像]

続きを読む

[アムフィット]
[アムフィット/陸上競技]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット