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OMさん、こんにちは。
おひさしぶりでございます。
OMさん:「出場レースが決まりましたので
またシューズをお願いします」
今年のレースはどんなご予定なのでしょうか。
OMさん:「まずは9月に京丹後ウルトラマラソンです。
今年は100kmです」
だーーっ!
OMさんも遂に100kmに挑戦ですかーー!
川見店主:「ああ、OMさんまで……。
100kmはカラダに悪いですよー」
OMさん:「大丈夫ですよ。がんばりますよ(笑)」
川見店主:「100kmを走られる時は、
シューズは2足ご用意されて、
途中で履き替えていただきたいです」
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ここで今日の大事なテーマ。
「ウルトラ100kmマラソンを走るために
なぜ2足のランニングシューズが必要なのか?」
暑い季節に長時間にわたってマラソンを走ると、
ランニングシューズの中は、
1)「カラダの熱」でけっこう高温になる。
2)汗で湿度が高くなる。
この「高温」で「多湿」な状態は、
「どうぞどうぞ、クツずれ起こってくださいねー」
という環境なのだ。
それだけじゃーない。
ランニングシューズのアウトソールは、
3)走ることで体重の3倍以上の衝撃を
繰り返し、繰り返し、受けつづける。
4)「地面の熱」も受けて高温になる。
結果、アウトソールのゴムは、
走るほどに、やわらかく、不安定になっていく。
つまり、マラソンを走るというのは、
足とシューズにとって最悪な行為の連続なのだ。
「どうぞどうぞ、足にトラブル起こってくださいねー」
という環境なのだ。
だから、42.195kmや100kmもの距離を走って
足に何のトラブルもなければ、それは「奇跡」に近いのだ。
「レース中のシューズ」は
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