ウルトラ100kmマラソンを走るためには、なぜ2足のランニングシューズが必要なのか?〜Are You Ready 2015(13)
2015-08-06



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OMさん、こんにちは。
おひさしぶりでございます。

OMさん:「出場レースが決まりましたので
     またシューズをお願いします」


今年のレースはどんなご予定なのでしょうか。

OMさん:「まずは9月に京丹後ウルトラマラソンです。
     今年は100kmです」


だーーっ!
OMさんも遂に100kmに挑戦ですかーー!

川見店主:「ああ、OMさんまで……。
     100kmはカラダに悪いですよー」


OMさん:「大丈夫ですよ。がんばりますよ(笑)」

川見店主:「100kmを走られる時は、
     シューズは2足ご用意されて、
     途中で履き替えていただきたいです」


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ここで今日の大事なテーマ。

「ウルトラ100kmマラソンを走るために
 なぜ2足のランニングシューズが必要なのか?」

暑い季節に長時間にわたってマラソンを走ると、
ランニングシューズの中は、
1)「カラダの熱」でけっこう高温になる
2)汗で湿度が高くなる。

この「高温」「多湿」な状態は、
「どうぞどうぞ、クツずれ起こってくださいねー」
という環境なのだ。

それだけじゃーない。

ランニングシューズのアウトソールは、
3)走ることで体重の3倍以上の衝撃を
 繰り返し、繰り返し、受けつづける。

4)地面の熱も受けて高温になる
結果、アウトソールのゴムは、
走るほどに、やわらかく、不安定になっていく。


つまり、マラソンを走るというのは、
足とシューズにとって最悪な行為の連続なのだ。
「どうぞどうぞ、足にトラブル起こってくださいねー」
という環境なのだ。
だから、42.195kmや100kmもの距離を走って
足に何のトラブルもなければ、それは「奇跡」に近いのだ。

「レース中のシューズ」は

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