「もう中学校で陸上競技をやめよう」
彼女はいつしかそんな風に思うようになっていた。
中学3年生になっても走れない日々がつづいていた。
練習をすればするほど足を痛めてしまう。
お医者さんからも
「このまま走り続けたら疲労骨折を起こします」
と警告を受けていた。
彼女が所属する中学校の陸上部は、
全国駅伝への出場が狙えるほどのチームだった。
そんな環境の中にあって走れないことは、
彼女にとってはとてもツラく悔しいことだった。
葛藤の末にたどり着いた答え、
それが「もう陸上競技をやめよう」だったのだ。
走れない彼女のことが、
お父さんもお母さんも心配でならなかった。
せめて中学校生活の最後だけでも
彼女に思い切り走らせてあげることができれば――。
そんなご両親の思いを受けて
彼女がオリンピアサンワーズに来てくれたのは、
昨年(2014)の夏休みが明けてすぐだった。
秋にもう一度お店に来てくれた時には、
彼女はすでに走れるようになっていた。
(
その頃のリアルシュー・フィッティング記事)
2014年12月14日。
彼女の姿は山口県にあった。
彼女の中学校は全国駅伝大会に出場を果たしたのだ。
彼女はレース本番のメンバーには選ばれなかったが、
各チームの補員メンバーが出場できるオープンレースで
山口の地を一生懸命にかけ抜けた。
中学校生活の「最後」を、思い切り「走った」。
その後、彼女から手紙が届いた。
こんな風につづられていた。
「高校生になっても陸上競技をつづけます」
中学生の彼女から高校生の彼女へ、
――襷(タスキ)は「つながった」。
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本日のお客様は、高校生になったAYAちゃんです。
AYAちゃん、おひさしぶりです。
陸上競技をつづけてくれるんですね。
Aちゃん:
「はい。(ニコニコ)」
お母さん:
「高校に入って、すぐに入部したんですよ」
いやー、ホンッとにうれしいです。よかったです。
あー、また泣けてくる。
つーわけで、高校生になっても走ってくれる
AYAちゃんのランニングシューズに今日のアムフィット!
ご用意したのは練習用にこちらのシューズ↓
TJL426 LYTERACER TS4
装着するオーダーメイド・インソールは、
アムフィットのスタンダードタイプです。
川見店主が入魂のアムフィット装着作業へGO!
じゃかじゃん!
ライトレーサーにアムフィット装着どん!
はい、こっちからもあむふぃっとどん!
走れるようになってから、彼女は変わったそうだ。
お母さん:「高校への受験勉強も、
本人はすごくがんばれたみたいです」
川見店主:「そうなんだ。
がんばることが楽しくて仕方ないんだね」
Aちゃん:
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