明日、1月26日(日)。
第33回大阪国際女子マラソンが開催されます。
大会の公式ポスター↓
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「Are You Ready? 2013-2014」
第78回目は、大阪国際女子マラソンの話。
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大阪国際女子マラソンは、
今から32年前の1982年(昭57)年にはじまった。
その頃の記憶は、おぼろげながら残っている。
小学生だった僕は、大阪城で何回かこのマラソンを見ている。
当時の自分がマラソンに興味をもっていたとは思えないし、
もちろんマラソンという競技を理解していたはずもないから、
家族に無理矢理連れていかれたのだと思う。
ただ、「今日は何か特別なことが行われるのだ」
という大阪の街の雰囲気を感じていたとは思う。
白い息を吐きながら、
目の前を通り過ぎていく女性ランナーたち。
僕の目には、その女性たちがひどくまぶしく見えた。
「聖子ちゃん」や「明菜ちゃん」と
同じ種類の人たちのように思った。こんな風に。
「ホンモノだ!
この人たちは、今、テレビの中でも走ってるんだ!」
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「大阪で行われるのが"女子"マラソンであるのには理由がある」
という話を、ある先生から聞いたことがあります。
その先生は、今ではランニング歴は40年以上になり
これまで数々の大会運営にも携(たずさ)わってこられた、
"マラソンの生き字引"のような方でいらっしゃいます。
「大阪の人は、
女性が一生懸命走ってると応援したくなるんやけど、
男性が汗水流して走ってても、そこまで思わんみたい。
女子マラソンじゃないと大阪では盛り上がらんのやね」
これ、ことの真偽は別として、なんとなくわかる気がします。
それに、マラソンが"商売人の街"ここ大阪で
開催されるまでには、色んな苦労があったそうです。
「そんな時間帯に道をふさいで商売のジャマをするな!」
なーんて非難を当時はよく受けたんだとか。
今では、商売のジャマどころか、
開催地域の人々から経済効果を期待されるくらいですから、
マラソンの受け止められ方は、ずいぶん変わりましたよね。
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