もっとはやくアムフィットやっておけばよかった!(笑)」
さて。
今ボクが100mを全力疾走したら・・・・・・まず、完走できないな。
10mで足がもつれて頭からズテーーンと地面に突っ込むか、
20mで足のどこかの筋肉がぶちぎれるかのどちらかでしょうね。
社会人になっても「スプリンター」であり続けるのはとても難しい。
仕事と日常を背負いながらもスプリンターとしてのカラダを維持するなんて、
並みの努力では果せません。
★☆★☆★☆★☆★☆
週末。日本のどこかの陸上競技場。
“On your mark”
彼はスターティング・ブロックに足をかけてかがみこんだ。
ひとつ深呼吸をし、心を静め、集中する。
“Get set”
腰をあげ、指先と二本の腕で、カラダを支える。
地球上でたったひとりであるかのような
静けさに身を置いた次の瞬間、
彼は火薬の破裂音とともに勢いよくスタブロを蹴り上げた。
そして、トラックの彼方へと疾走する――。
セコメントをする